作編曲家 山田悠人 公式Webサイト

Saxophone Quintet Spring Concert 2018

昨日3月23日は「Saxophone Quintet Spring Concert 2018」でした。
お越しいただいた皆様、またご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

Saxophone Quintet Spring Concert 2018
日時:2018年3月23日(金)18時30分開場、19時開演
会場:スペースDo
出演:藏戸里沙、秋山和慶、荒木真寛、金子葵、森田有紀(サクソフォン)、臼居司、山田悠人(編曲)

=3月23日Saxophone Quintet Spring Concert 2018「ドビュッシーと近代音楽作品」プログラム=
第1部
・狂詩曲「スペイン」(E.シャブリエ/臼居司 編曲)[初演]
・弦楽三重奏のためのセレナードより 第1,4,5楽章(E.ドホナーニ/臼居司 編曲)[第4,5楽章初演]
・忘れられた映像(C.ドビュッシー/山田悠人 編曲)[初演]
第2部
・アンダンテ・カンタービレ(C.ドビュッシー/山田悠人 編曲)[初演]
・喜びの島(C.ドビュッシー/臼居司 編曲)[初演]
ベルガマスク組曲(C.ドビュッシー/山田悠人 編曲)
・(アンコール)クープランの墓よりリゴードン(M.ラヴェル/山田悠人 編曲)




サクソフォーンは4重奏(4人の演奏者で演奏する編成)の作品は多いですが、先日の3重奏同様、他の編成となると作品数が少ないのが現状です。
サクソフォーン4重奏に1人加えた5重奏での音楽の可能性を探り、皆様にも知って頂きたく取り組み始めました。
今回は明日没後100年を迎えるドビュッシーをテーマとしました。

私は今回のコンサートで
・忘れられた映像(C.ドビュッシー)
・アンダンテ・カンタービレ(C.ドビュッシー)
を新たに編曲しました。
特に、《アンダンテ・カンタービレ》は日本では無名に等しいドビュッシーのピアノ連弾作品であり、作品を聴いて驚かれた方もいらっしゃったと思います。

このメンバーとは昨年7月にもサクソフォーン5重奏のコンサートを行っており、今回は2回目のコンサートでした。
演奏者の皆様は難曲揃いのプログラムでしたが、本番では素敵な演奏を披露してくださいました。
演奏者は全員洗足学園音楽大学の新4年生です。
今後の活躍に期待です!
同じくアレンジャーの臼居司さんは同校大学院に進学し、引き続き作編曲を学ぶとのこと、こちらも今後の活躍に期待です!

このコンサートで演奏した曲は全作品YMD ミュージック合同会社より出版を予定しています。
是非サクソフォーン奏者の皆様には演奏していただきたいです。
どうぞよろしくお願いします。
先週の「Saxophone Trio Concert」に続き2週連続でのコンサート開催となり、両コンサートを通じて様々なことを学びました。
今後も演奏家と連携し、作編曲家と共に新しい音楽を生み出すコンサートを企画していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。