第2回横浜サクソフォンアンサンブル(YSA)演奏会
1月16日第2回横浜サクソフォンアンサンブル(YSA)演奏会でした。
まず、神奈川のサックス吹きの皆さんと一緒に音楽が出来て嬉しかったです。
音大生に拙編《道化師の朝の歌(R.ラヴェル)[Sax.6]》、神奈川のサックス奏者に拙編《ワルキューレの騎行[Sax.Orch.]》の2曲を初演してもらいました。
顔合わせ&初練習は12月26日、海老名市文化会館で行われました。
今日は70人くらいが参加でした、この人数のサクソフォーン奏者が揃うことに驚きですが、まだまだ半分くらい、本番は130人くらいでした。
この人数ですら迫力満点でした。
実は、この練習の数日後、実行委員長の松下洋さんと2人で打合せをしていました。
彼の目の届いている範囲と考え方に驚くばかり、拙編《ワルキューレの騎行》を、様々なサクソフォーン奏者の立場の視点から、楽譜をYSAメンバーに合うように改良を一緒に加えました。
その他にも、演奏家だから分かる現場の事、プロ・アマ・学生のそれぞれに立場の演奏家の考える事、さらには、リーダーシップやプロ音楽家の取るべき態度について等、練習中から終演後まで書ききれないくらい多くの事を教えていただきました。
また、拙編《道化師の朝の歌[Sax.6]》の新作初演はこの打合せで決まりました。
たまたま、『6重奏作品は書いたことがありますか?』と聞かれ、鞄の中に会った本作品を紹介した所、併せて本演奏会で初演して頂く事になった、という経緯です。
年が明け、2回目の練習も海老名市文化会館で行われました。
プロ・アマ・学生と、様々な立場の演奏者が揃うバンドですが、皆さんお上手でした、合わせの回数が重なるに連れ、どんどんまとまって行きました。
3回目の練習は幸市民館で行われました。
この日は約90人、まだ全員ではないけど、すごい人数でした…
前日練習は欠席、ついに横浜サクソフォンアンサンブル演奏会本番となりました。
約130名の演奏だったそうです。
同じ楽器という共通点で集まるという事は他の楽器ではなかなかありません。
また、約130通りの考え方をまとめ、音楽を作り上げるのは大変だと思います。
今回はプロからアマ、学生まで垣根なく同じ場で過ごせる事は、お互いの刺激になる良い機会だったのではと思います。
プロ・アマ・学生が一丸となって音楽を作り上げた演奏会、それぞれの立場で学べることがあったと思います。
僕も外者でしたが、特に現場に沿う音楽作りについてはたくさん学べました。
そして、この演奏会で出来た繋がりから、今後より一層充実した音楽活動をされることだと思っています。
最後に、この演奏会をまとめた実行委員の皆様、お疲れ様でした。