マーチ「パセティーク」/March “Pathétique”
本作品は、L.v.BeethovenのPiano Sonata Nr.8 c-moll Op.13 “Pathétique”を題材にしている。全三楽章の旋律、和声等をもとに、マーチ形式にした。 Piano Sonata Nr.8 c-moll Op.13 “Pathétique”はL.v.Beethovenの三大ピアノソナタの一作である。私は本作品の聴き、時には力強く、時には美しい旋律を私の作品に取り入れたいと考えた。そこで、原曲完成から約200年経った今、現代風にアレンジした。その結果、リズムは原曲よりも複雑になり、Trio主題の後、テンポ、拍子、スタイルが変わる等、異色な作品となった。 また、L.v.Beethovenは西洋音楽史に名を残した偉人である。偉人の作品を題材にした作品に触れることで、同時に西洋音楽史に親しみを持ってもらいたいと考えた。 編成:吹奏楽大編成 時間:3分20秒 出版状況:未出版(作曲者管理) 初演状況:未初演 サンプルスコア 音源:打ち込みによる音源